案外知らない、バイクの免許の取り方。(車も応用可)
2020年4月20日 記
案外知られてない、バイクや車の免許の取り方のお話。
自分はまず原付を取りました。
これは、試験場でしか受けることが出来ず、筆記試験のみで、50問中48問正解で免許がもらえるんだったっけな?
車やバイクは、周知されてるのは大体「教習所」です。
期限はどちらも半年で、かかる費用は教習所によって様々です。
で、自分は原付しか持ってないので、車や50cc以上の排気量のバイクを乗るための免許は、教習所かなーなんて思っておりました。
原付の試験で受かった人は、ちょっとした運転教習を受けるんですけど、その時の試乗車がスクーターでして。w
自分が乗るバイクは50cc(原付)でもレーサーレプリカ(当時の名前で今は死語かな?)と言うタイプのマニュアルバイクでしたんで、エンジンのかけ方もわからなければ、乗り方もフラフラと自分でも心配になるくらいでしたネ。w
結局、その試乗教習は、用意してあった乗るバイクと、公道に出てからのルールの違いがかなりあって、色々と身に染みて覚えました。あんなに違ったら、誰でもペーパーになるわ。。。と思った次第です。
幸い、車の免許を持ってる今では唯一の親友が、原付を買ってきて一緒に走ってくれたおかげで、今や草レースに出て泥遊びするまでに成長しましたけども。ww
ちなみに、レーサーレプリカと呼ばれていた自分の原付は、ホンダのNSR50と言う車種です。色は全く違うけどこんなやつ↓
レースで使われるバイクを公道で走れるようにした複製なので、レーサーレプリカと言われます。
で、原付でもこのバイク(自分のはアンダーカウル無しの中古品をかき集めて作ったボッコボコw)を乗るようになってから、色んなことを知りました。
メンテナンスのやり方、どうするべきなのか、公道ではバイクはどう見えてるのか などなど。
車は基本中身の構造は同じなんですが、バイクは色んなのがありました。(当時は)
エンジンは単気筒なのか多気筒なのか。
2stなのか4stなのか。
車種はツアラーなのかネイキッドなのかレーサーレプリカなのかオフロードなのか。
現在は、2st規制がありまして、公道で見かける2stは古いタイプか、レース用に使うバイクを公道で走れるようにした改造車(法律的に認められている)かのどちらかでございます。
なので、普通にバイクを買うとすると、自然と4stしか買えないんですけども、その中でも単気筒なのか多気筒なのかの違いがあります。
さて、話も大いにそれましたが、
原付しか持ってない自分が中型バイクの免許を取ろうと思うと、
教習所:期限半年、費用25万、座学(1日2時間)、実技(1日2時間)、卒業すれば必ず免許が買える。
教習所モドキ:無期限、教習所っぽい教え方してくれるが、1回1万~2万の費用がかかる。大抵2ケツで教えてもらうので、かなりハラハラする。卒業と言う概念は無く、試験は試験場で一発試験を受けて合否を貰う。
試験場:期限半年。俗に言う一発試験。1回5000円弱(自分が受けてた時は3600円くらいだったが、現在は値上げされてるらしい。)半年間、1日1回を限度に何回でも受けることが出来る。(2回乗ろうとしても申請が間に合わないようにスケジュールが組まれてる)車の免許を持ってない人は筆記試験があり、100問中95問正解で実技に行ける。筆記試験で落ちた場合、筆記試験にかかった費用のみ取られる。(当時は1100円だった)実技まで行くと全額(3600円)になる。
と言った違いがありました。
この中で自分がチョイスしたのは、中型バイクくらいになると、スクーターが当時はほとんど存在して無くて、自分のようなマニュアル車(乗り方が変わらない)ばっかりだったんです。勿論、オートマ限定もありませんでしたが、今はありますね。
なので、試験場で何回か受けてみるかな。と思って試験場に通い始めまして。(原付で試験場に通えたのでラクと言えばラク。w)
筆記試験11回、そこから実技試験17回で、やっとこ免許になりました。w
目の前で、初めて大型バイクを取りに来て、見事に1発で帰った女性を見たことがあります。みんなで拍手喝采。w
ほとんどの人は、見せしめ脱落のために数回落とされると聞いてたので、ホントに一発で取れる人がいるんだなーなんて思っておりました。(この時自分はすでに10回近く落ちてた。w)
で、何とか半年の期間内で、何とか免許になりました。
この時、自分は思いました。
本当に「免許を取る」ってのはこういう一発試験だけだな。と。
教習所に通って卒業して免許を取ることを「免許を買う」と言うようになりました。w
だって、半年の間に教官から「ヨシ」と言われたら免許になるんですもん。。。
で、そこで、車も試験場で一発試験が受けられると知りました。中身は知らないんですけども。
車もバイクも一発試験で取られた方と知り合いまして、才能のある人は違うなとか思ったりしましたけど、年代的に一発試験しか存在しない世代だったりした。w
そういう人が、バイクの練習をする所って、私有地(国の管理が一切ない)しかないんです。どっかの駐車場ですとか、河川敷ですとか。
自分も何度か当時の知り合いにバイクを借りて、河川敷を走ったりしたものです。(実質無料の自分本位の練習が出来る。w)
教習所や試験場で乗るバイクや車は、しょせん「箱の中で行われる安全な運転」が保障されてるわけですが、公道に出るとそうは行きません。
無理矢理車線変更してくる車(何度か轢かれそうになったことがあるw)や、車のミラーからバイクが見えない(俗に言う車の死角)ために左折巻き込み事故など、教習所や試験場ではありえない事が起こります。
なので、いかに「箱の中で行われる安全な運転」だったのかを痛感しました。
今では、バイク便なんて仕事を営んでおりますが、免許取りたての頃は若さもあって色々と無茶をした運転してましたねぇ。。。
一応、人様に迷惑をかけないよう、夜中に出たりなどして。
山の峠をガンガン攻めておりました。(原付で。)
原付から中型の免許を取るまでの間に、オフロードバイクで泥遊びをする方々と知り合いまして。
ここでさらに勉強になりました。
オフ車って乗りにくいと思ってたけど、借りて乗ってたら、帰りに乗った原付が運転しやすくなっていたのです。
バイクの種類も、色んなのあるんだなぁと思ったりしましたね。
さて、長々と書きましたが、何かしらの役に立てたらと思います。(半分くらい話逸れてるけど)