首ヘルニア(頸椎ヘルニア)とか何とか。
どうも長文を書きがちなので、ブログにしてみます。w
自分はおよそ4年前に、首ヘルニア(頸椎ヘルニア)で手術をしました。
6番目と7番目の間がはみ出てたんだっけな。
最初の内は、首を動かすとピリッとした電気が走ったみたいな状態が瞬間的にある程度で気にしておりませんでした。
その数か月後、左に首を動かすと、ガガッと痛むような感じになって、偏頭痛かな?とか勝手に思っておりました。
実際、市販の痛み止めを飲めば、症状は治まったので。
さらに数か月後、何か首を左に動かすと、左腕にまで電気が走るようなピリリと来るようになりまして。
さすがに、仕事が仕事なので、ヘルメット(およそ3kg)をかぶるので、一応総合内科みたいな町のお医者さんに、頭痛がひどくてと受診したところ、レントゲンを撮っていただけまして。
先生の第一声が「首の骨がおかしいよ!?」でしたw
設備のある病院で再検査した方が良いとのことで、即日MRIが可能な病院を紹介していただきました。
そこで出た診断が、首ヘルニア(頸椎ヘルニア)でした。
ヘルニアと言うのは、骨と骨の間の軟骨が、骨の圧迫により変形して、骨の間を通る神経を圧迫している状態の事だったかと思います。(もう憶えてないって言うお粗末な話ですが。)
早急に手術を薦められまして、頸椎に詳しい病院を紹介していただきまして、引っ越しも重なりましたけども、無事に手術をしました。
そこで1週間ほど安置され、握力測定をしてみたり、触覚検査をしたりしました。
結果、自分の左指に軽い麻痺が残りました。
細かなものの感覚が無いに等しい状態です。
これはちょっと仕事も危ないか?と思いつつ、退院してから1か月は身体を起こしているときは首のカーラーを外すことを禁じられまして、何やかんやとしばらく休業してました。
手術していただいてびっくりしたことがありました。
口にカポッと麻酔用マスクをかけられただけで意識を消失しました。
「はい、麻酔かけまs」と言われたところまでは覚えてます。
めっちゃ効くとは聞いたけど、こんなに即効性あるんかい。とか起きた時に思いました。w
途中、カッ!と目が覚めたんですが、白い天井が見えただけなのを覚えています。
その後また眠りに落ちました。
暫くして、麻酔の効き目が切れて目が覚めると、ぼえぇ~と天井を眺めておりました。
すごくだるかったです。
個人差はあるそうなんですけど、人によっては嘔吐することもあるそうです。
顔を下に向けて手術するので、前面が手術台に置かれるわけですが、その後発疹が認められたらしく、自分の体にはマッキーか何かで部分的に曲線が引かれて、発疹が出てたと思われるところに斜線が付いてました。
看護師さんに聞いたら、手術が終わってから赤くなって発疹が出てたので、チェックしただけですよと教えていただきました。
頭の後ろを触ると、円形脱毛症か?と思うハゲもあって、どうせそこだけハゲにするなら、全部ハゲにしてくれりゃ良いのに。。。と思ったのは内緒です。w
そこで、もちょっと下を触ると、何かぺとぺとした感触がありました。
完全に固化しているんですが、はがせるわけでもない塗り固めたようなものがついてました。
これが手術痕に止める医療用ボンドなのだとか。
てっきり、糸でくくられるもんだとばかり思ってたので、へぇ~!と素直に驚きましたね。
退院したら、長風呂は良くないがシャワーは普通に浴びて良く、勝手にはがれて行き、完全にはがれおちたらもうふさがっているんだそうです。
いやぁ、医学の進歩ってすごいですね。
おかげさまで、首を動かすと痛みがある と言う状態は脱しましたが、頸椎と言うのは骨の位置によって、指に直結する神経が通ってるんだそうで、自分は左手の親指から薬指まで感覚が微量にしかないと言う程度のマヒで済みました。感覚が鈍いだけで、普通に動かせますが、細かな動作や力加減が出来なくなりました。
もうちょっとほったらかしたら、もっと麻痺が残った可能性を考えると、バイクに乗れなくなってたかもしれないと思うと血の気が引きました。
カーラーを1か月で外してから、再度病院で握力測定や触覚検査などして、握力なんて両手とも50kgあったのに、左手は30kgまで落ちていて、かなり気を落としたもんです。w
両手同じ握力が自慢だったのにー。(そこかよ)
ヘルメットは短時間しかかぶれなくなりました。
実質、人間首を鍛えることが出来ないそうです。
鍛えることが出来るのは、僧帽筋の周りだそうで、まずは懸垂が出来るようになるのを目指してリハビリを開始しました。
首ヘルニア手術は、その僧帽筋に切り込みを入れてしまうため、相当筋肉の能力が落ちてしまうそうです。
布団から起き上がるにも、1回うつ伏せになって腕で支えて起きなければならなかったりしましたね。
握力も鍛えるため、久し振りにダンベルとニギニギ(正しい名前を知らないw)を購入して、せっせと上半身を動かし、なるべくバイクに乗りヘルメットの重さに慣れるリハビリもしたりと、色々やりまして、3年が経過したころにやっとヘルメットを24時間かぶっていても痛みが出なくなるようになりました。
いやー苦労したー。
左手の握力も40kgまで回復しました。
懸垂も数回まで出来るようになりましたけど、そこはまだ不満ですね。まだまだやらねば。まだまだ鍛え足りません。
そして、今度は枕問題に。
手術をして病院のベッドで寝てたわけですが、その時枕を使用しておりませんで。
首の骨の並び?角度?が変わってしまったので、自分の枕も合わなくなってしまいました。
病院のような高級マットレスではなく、普通の敷布団でしたから、仰向けで枕なしでも不満になってしまう痛みが。
その日から、毎日痛み止めと仲良しです。
ロキソニン、ボルタレン、リリカ(神経障害性疼痛用痛み止め)、を1日3回~4回。
処方してもらう痛み止めなので、効き目はバツグンですが、今でも飲まないと痛みが出ます。
痛み止めは、空腹時に飲むと胃の内壁粘膜を荒らします。
胃潰瘍にもなりかねないので、必ず食後に飲むようにと忠告されていましたけども、痛みで寝起きが不規則になっていたこともあり、休業しているもんだから食べるにも困ったりしまして。
バイク便は、運転手それぞれみな社長なんです。請負業なので。
契約時に会社の看板をお借りして、仕事を回していただくのが基本でして、社長である自分が動けないと収入はゼロです。
そうなってくると、貯金も枯渇してしまうもんで、食べない日が増えたんで、空腹時に痛み止めを服用する日が増えまして、とある日にすんごい胃にキリキリとした痛みが出て、勢いよく戻しました。
こりゃ戻すな!と思ったので、すぐさまキッチンの排水溝に向かったので、部屋を汚さず済みましたけども。w
どうしたもんかと思って、先生に相談したところ、胃壁を守る錠剤をいただきました。
レパミピドと言う聞きなれない薬です。
ちょっと前までは、セルベックスが主流だったのになーなんて思いましたが、レパミピドと言う胃薬のおかげで戻すことはなくなりました。
今は何とか休み休みですが稼働しておりまして、痛み止めとは今でも仲良しです。
更に躁鬱もあるもんですから、薬の量が増えると言う欠点もありますけど。
ただ、躁鬱の薬も人によっては良く効くと言われて処方してもらった、ラミクタールと言う薬に変えたところ、ものすごく頭がはっきりするようになって寝入りの悪さはいつも通りなんですが、感情の乱高下がほとんど無くなりまして、それだけで済むようになった点は良かったです。
ラミクタールはもともと「てんかん」の薬として処方されていたんですが、最近では躁鬱にも効き目が見られると言うことで、自分にも効果があると良いねと処方していただいたところ、飲み始めた翌日から効果が現れて、今までの薬は何だったんだ。。。と思いましたね。w
ただ、ちょっと癖のある匂いがするもんで、たまにオェッと飲み損ねちゃったりしますが。w
もともと「てんかん」の薬なので、ジェネリックがもうあります。
ジェネリックにしたところ、何か効力が変わってちょっと感情に起伏が出てきたので薬剤師さんに聞いてみたら、ジェネリックとは言え、成分は同じではあるけども飲みやすくするために添加される成分が合わない人も居るとのことでした。
それで、先生に相談してジェネリックを止めましたら安定するようになったので、は~そんなこともあるんだなーとか思いました。
長年色んな薬と仲良くしてきました。ジェネリックが出ることは良いことですが、そうでない場合もあるんだなと。
眠剤もジェネリックが出てましたんで、しばらく飲んでみたんですけど、明らかに眠れる回数が減りまして、結局それもジェネリックを止める羽目に。
傷み止めはジェネリックにしてます。
3か月分とかもらうんで、お会計が大惨事で。w
で、最近は肩こりの痛みも出るようになって、湿布もいただいておりまして。orz
痛みで休業しなきゃいけなかったりする状態なもので、今の事務所の社長さんはそれでも使っていただいて感謝の限りでした。
逆に、収入にこだわらないライダーが欲しかったからwin-winですよって言ってくれましたね。w
最近は、京都まで散歩したりして、走行距離をのばしたりしてリハビリもしてます。
もともとバイクはノーマルなんですが、サスだけはワンオフで作っていただいてるんです。
バイク便なんで、長時間乗っても疲れないサスを作ってくださいっつって。w
毎回それ以外はノーマルのまま乗ってます。改造はサスだけ。
オフロードと出会ってからは、自分でメンテナンスをすることを覚えましたから、ある程度は自分で整備します。
ホントはお店に頼まないといけないですからね。マネしてはいけません。
そんなこんななお話を書かせていただいたんですけど、見事に話が脱線しました。
しかも、脱線したまま終わるのでありました。まる。w